ダイエット:ダイエット版「主体性」、「目標設定」、「マネジメント」
あなたのこ心の習慣を磨くこと、
そのために「主体性」「目標設定」「マネジメント」
とう3つの要素が必要だということをお伝えしました。
この3つの要素が変わるために大切な心の習慣です。
1つ1つ内容を見ていきましょう。
「主体性」を磨く
主体性があるとかないとか
特に今の教育がテーマにしていることかと思います。
ゆとり教育をバリバリに受けてきた僕なんかは
主体性を出そうにも「受け身」がしみついてしまっているため、
思っていても主体的になるのが難しい面もあります。
それこそが心の習慣たるゆえんです。
思考の「癖」なので、当たり前に主体性を持つ人とそうでない人がいて当然なのです。
しかし、「癖」だから訓練で主体性を育てることはできるのです。
どんなときにも自分が「~したい」という思いを持ち、そのために行動を起こすことは大切です。それは思考の癖たる「主体性」があって初めてたどり着くところなのです。
主体的ではない人のことを「カブトムシ」と僕は言っています。
なんだそりゃ?と思うと思いますが、こういうことです。
幼虫のカブトムシは土の中にいます。カブトムシはすべてに受け身的なので、環境の刺激に応じるだけなのです。
(暑くなってきて)「夏じゃね?」と言って土の中から出てきて成虫になり、「蜜じゃね?」と言って蜜を吸い、「メスじゃね?」と言って交尾し、「秋じゃね?」と言って死んでいきます。
環境がこうだからから〇〇する。
カブトムシの遺伝子にそう書き込まれているからこの連鎖が毎年続くのです。
人間はおそらく地球上で最も環境に対して主体的に立てる生命体です。
カブトムシではありません。しかし、環境がこうだから、誰々がこう言ってるから、お金がないから…と自分の置かれた環境や状況を理由にただ反応して生きている姿はカブトムシとなんら変わりありません。
人は主体性をもつことで、環境や置かれた状況を変えていける力を持っているのです。
では、ダイエットにおいてこの主体性という要素は具体的に何にあたるのか
それはすなわち「痩せる」と決意することです。
さらに深めると、痩せると目標を持つことには、何らかの目的があるはずです。
「痩せることで、~たい」
という~の部分が目的です。
「痩せて、キレイになって大好きなあの人に自信をもって告白したい。付き合いたい」
「痩せて、自分に自信を持ちたい」
「痩せて健康的な体になりたい」
このような痩せることの本当の意味、あなた、彼、彼女がそれぞれに持つ自分自身の心の声。
この本当の自分の声を自分の中ではっきりと持つことこそ主体性です。
心の声も環境や置かれた状況を理由にして、心の奥底に閉じ込めてしまっては主体的ではありません。それは受け身です。
自分の心の声に自信をもって、まわりの刺激に動じない主体性を持ちましょう!
環境のせいにせず、「痩せる」という決意を、自分で選択しましょう!
「目標設定」を磨く
目標設定は家を建てると決めた(主体性)次に、
その家を建てる設計図をたてることにあたります。
家を建てると決めても、そこに設計図がなければ建てようがありません。
「名古屋から東京へ行こう!」
と決めても、そこまでに行き着く経路がなければどう行けばいいのかわかりません。
車で行くのか?新幹線で行くのか?
高速は使うのか?予算はいくらなのか?…などなど
痩せると決めた…その次には必ずそこまでの道のりを考えなくてはいけません。
いつまでにどのくらい、どのように痩せるのか?
このように自分で決めたことをより明確に「ゴール設定」する思考の癖が目標設定という要素です。
知的創造と物的創造という言葉があります。
すべてのものは一度は人の頭の中で創造(知的創造)されてから実際に創られる(物的創造)ということです。
痩せることを決意したあなたは頭の中で
半年後の今日、10キロ痩せ、肌もスタイルもキレイになって、おしゃれな服もばっちり着こなした素敵な女性になって意中の彼とデートしている姿をイメージしなくてはいけません。
そうしたら、
肌もキレイでありたいから急激なダイエットはよくない。
当日に着る服はどんな服か、イメージした服をイメージしたように着こなすためには痩せ方もだけれど、歩き方や仕草のの美しさも大切にする必要がある。
半年間だから1か月に2キロ弱減るペースのダイエットで大丈夫だな。
と過程のイメージも具体化されてきます。
すべては目標をイメージし、そこから逆算して、やるべきことがどんどん決まってくるのです。
大切なことは
「これは行動ではなく、頭の中、つまり思考だけの話」ということです。
実際に何かするでもない、
電車に乗ってる今、
部屋でごろごろしてる今、
運転したり、ごはん食べたり、そんないつもの生活の中で
思いさえすればできることなのです。
心の習慣はそれが身につきさえすれば、日常のどんなときでも活躍するものなのです。
だからこそ、逆もまたしかりなのです。。。
「マネジメント」を磨く
ここからは心の習慣でもあるが、行動の習慣とつながる部分です。
自分を管理(マネジメント)するという心の習慣です。
頭の中でやるべきことのイメージが練りあがったときに
それは実際に行動に移さなくては結果にならないものになります。
マネジメントの思考はその行動をいつ、どのくらいやるかを組み立てていく思考です。
これはいつやる、これはいつやる、これは…と行動のタスクをなんとなくにしない、
すなわちカレンダーの中に、24時間の中に落とし込んでいくことを習慣化するということです。
考えたやるべきことも、「じゃあいつやろうか、どのくらいやれるか」まで考えておかないと日々の刺激に人は流されてしまうものなのです。
このマネジメント思考は自分自身を客観的にとらえ、日々の刺激に振り回されないようにするために大切な思考です。
自分をマネジメントするときに、僕自身はPDCAを活用しています。
PDCAをうまく活用すれば、 少なくとも日々一歩ずつでも前進するというわけです。
マネジメント思考を育てるのにPDCAほど使えるツールはないと自負しています。
なので僕は巷でよく聞く〇〇ダイエットというものにかけて
「PDCAダイエット」
と呼んで、これをスターバックスなどでお会いして教えているというわけです。
なので、ここについてはブログでもおいおいお伝えしていくことにします。
ざっくりと3つの要素をみてきましたが、どれが大切というものではなく、どれも大切であり、そして互いに影響しあった要素同士なので、どれかが伸びれば全体が上がっていくこともあります。
こういう視点があるんだ!
くらいにとりあえず考えていただけたらと思います。
PDCAダイエットについても触れたので、今後の更新でPDCAをお伝えしていけたらなんて思います。
ダイエット:何やっても痩せない!というあなたへ~「習慣」を知れば人生が変わる~
あなたが毎日する習慣は何ですか?
朝起きて、顔を洗って、寝癖を直して、歯を磨いて…
おそらくこういったことをあなたも無意識に行っていると思います。
無意識という言葉がしっくりこなければ、
「やらないとなんだか気持ち悪いこと」
といいましょうか。
私たちはこうしたやることが当たり前、やらないとなんか変な感じと思うことがあります。
これがその人の習慣です。
習慣とは、やることが当たり前で、やらないことが嫌だったり、苦痛だったり、変な感じになる状態のことをいいます。
毎日お昼まで寝ている人に「明日から6:00に起きてください」と言えば、それは大変な苦痛です(多くの人が想像できるかと…)。
逆に毎日6:00起きの人が、「明日はお昼まで寝ていてください」と言われると、嬉しいかもしれませんがそれはそれで難しいものなのです。
私たちの身体は私たちが置かれる環境や文化に適応しようとします。
習慣は誰もがもつ能力なのです。
先ほどの例をもう一度挙げれば、
「明日から6:00に起きてください」と言われ、次の日から6:00に起きるようになることは大変なストレスです。しかし、1週間、2週間、、、1か月と経つころには最初に感じたようなストレスはないことを私たちは知っています。
これは新しい行動(6:00に起きること)が毎日繰り返されることで、習慣になる身近な例です。
この人も6:00起きを1年、、、半年でも十分でしょう、続けた際にはそれが当たり前のことになって、お昼まで寝ることに違和感を感じるようになるはずです。
ここまでのお話しで「習慣」について共通理解ができたと思います。
習慣はとにかく自分に心地いい状態なのです。
「習慣」を意識することで身体が変わる「本当のダイエット」とは
この記事の対象者は「痩せたい人」です。
もっと正確にお伝えすると、「痩せることで自分の人生を今以上に豊かにしたい人」です。
ただ痩せたいだけの人はお断り…。
僕は「ダイエットを通じて、自分のことを好きになる、自分の人生に主体的になれる人が増える」ことを目標にしています。
なので、ここからの内容はただ痩せたい人には面倒な話なので、ご遠慮ください。
さて、習慣がテーマになりますが、
結論からお伝えします。
当たり前の結論です。
「痩せる習慣を身につけることが本当のダイエット」
ということです。
当たり前のことですが、大切なことです。
この「痩せる習慣」というのが肝で。
「〇〇ダイエット」という魅惑の言葉がよくありますが、
この言葉はあたかもそれで痩せるといった印象を受けます。
しかし、多くの人は〇〇ダイエットで失敗します。
なぜでしょうか…。
そもそも〇〇ダイエットという限定的方法を使わずとも
食べ過ぎを控えたり、移動時は階段など歩くようにしたり、キレイな姿勢を常に維持したりすることが当たり前の人は、言い方は悪いですが変なダイエット法を使わずとも素敵なスタイルをお持ちです。
ここに現れる大きな違いは方法論ではありません。
ポイントはあなたの心の声にあるのです。
実際に歯を磨いたり、顔を洗ったりする習慣を「行動の習慣」とするなら、
常に清潔感を持とうと行動の元となる心の声、あなたの思考の習慣を「心の習慣」とでも呼びましょう。
この心のあり方が結局のところダイエットの結果に結びつくのです。
ダイエットにおいて習慣の違いを挙げると
良い心の習慣を持っている人は、日々自分で続けることを選択しています。
悪い心の習慣を持っている人は、楽で簡単で、結果の出やすい方法を試しています。
また…
良い心の習慣を持っている人は、自分で選択したことに自分で責任を持とうとします。
悪い心の習慣を持っている人は、方法が悪いと責任を自分にむけません。
こういった思考のあり方はあなたの行動にもろに影響しています。
行動に影響するから結果に結びつくのです。
お金の使い方で例えると
「あなたは見た目と中身、どちらのほうが大切ですか」
という質問に
見た目!と答える人はおそらく服やエステ、化粧品に高いお金をかけるでしょう。
なんだか悪そうな人間がイメージできてしまいませんか?笑
中身が大事だ。という人は身体に良いものを選んで食べたり、コミュニケーション能力を高めるような勉強をしたりすることに時間もお金もかけるはずです。
わかりやすく極論で考えましたが「見た目が大事」「中身が大事」というそれぞれの考え方が、それぞれの行動(今回の例ではお金の使い方)に現れています。
これが正解、あれが不正解ではないですが、
この考え方の真逆な二人がダイエットをしようと思ったとして
おそらく見た目が大切であれば「痩せた見た目」という結果をほしがり、簡単で楽な成果の早い方法をさがすでしょう。
中身が大切なのであれば、「痩せるまで」という過程を大切にし、ただ痩せるだけではなく、「痩せた状態がキープできるように」や「少しずつ着実に」と痩せ方を意識したダイエットを選ぶでしょう。
もう一度この言葉をお伝えします。
「痩せる習慣を身につけることが本当のダイエット」
痩せる習慣とは、もちろん食べ過ぎを控えたり、移動時は階段など歩くようにしたり、キレイな姿勢を常に維持したり…
という「行動の習慣」ですが。
それ以上に、日々自分で続けることを選択したり、自分で選択したことに自分で責任を持とうとしたり
という「心の習慣」が大切なのです。
つまり本当のダイエットとは
あなたの心、すなわち意思、思考をより人間的に素敵に磨くこと
と言えるのです。
こう聞くと、
ダイエットを通して、結果的に人間としてなんだか素敵な人になれちゃった‼
という未来が想像できませんか??
心の習慣を磨くために…
ここで、「じゃあどうやって心を磨いてそれを習慣にするんだ」
と思うと思います。
ここで活用できるのが「自立するって何?」の記事で紹介した
「主体性」、「目標設定」、「マネジメント」です!
これらは依存から自立に人間的に成長するために必要な要素です。
これはすなわち「心の習慣」として、これらの要素を持ち合わせることが大切であるということです。
ダイエットにしてもなんにしても、「変わる」
ために必要な鍵がこの3つなのです。
次回…ダイエット版の3つの説明をします!
<まとめ>
①習慣とは自分の心地いい状態・当たり前のこと
痩せる(美しいと思う人たちのとる)行動=心地いい状態・当たり前
→必然的に美しくなっていく
②習慣には「行動の習慣」と「心の習慣」がある
心の習慣(心の声、思考の癖)を人間的に磨くことで行動の習慣も変わってくる
③心の習慣を磨くには「主体性」、「目標設定」、「マネジメント」の思考の癖を磨く
ダイエット:レコーディングダイエットの正攻法
ものごとはシンプル!
痩せるために自分の食事内容を記録すること
いわゆるレコーディングダイエット
僕はこれはダイエットをする人が必ずやるべきことだと思います。
自分の食生活って意外と自分でもわかっていないことが多いからです。
そして痩せる努力をする前に、自分自身の食生活を知らなければ対応を考えられないからです。
ものごとはとてもシンプルにできています。
原因→結果の法則です。
例)
不適切な食生活<原因>→太る<結果>
適切な食生活<原因>→バランスのいい体型<結果>
もちろんこの中身にいろいろ複雑さがあるわけですが、考え方はこんな感じでシンプルです。
今のあなたの状態(結果)にはなんらかの理由(原因)があるのです。
だから本気で痩せたければ、まずは自分はどうして今の状態なのかを知ったほうが早いです。
そして原因を知るには自分自身の行動を知ればいいということです。
ここでいう行動は「食生活」です。
もちろん運動不足も1つの原因かと思いますが、
とにかくとにかく
シンプルに考えたほうがいいです。
簡単に考えたほうがいいです。
だからまずは食生活をしっかりと知ることから始めてください。
早く痩せたいがために、いろいろなことに目移りしがちだと思いますが、
まず自分の食生活を1か月でも記録しないことには始まりません。
まとめると
①今の自分の状態という耐え難い結果には、あなたのとってきた行動(それが食べ過ぎにしろ、運動不足にしろ)という原因がある。
②結果を変えるには原因を知り、望む結果になるような原因を自分で作る必要がある。
③まずは今の結果を生んでいる、自分の行動、その中でも「食生活」を知る
④そのために食事の記録、すなわちレコーディングをする
こんな感じです。
シンプルですね!
細かいルールは必要ない!大切なのは習慣力!
いざレコーディングダイエットを始めようと思いやってみるも
すぐに断念してしまう…。
その原因の多くが
「細かすぎ」
ということ。
カロリーや食事に使われる食材を一つひとつノートに記入してください。
…って言われたら大変って思いますよね。
細かく情報を書こうという完璧肌の人ほど、こういった「続ける」作業は苦痛になりやすいです。
レコーディングは1週間やっておしまいというものではありません。
体調や人間関係、気分によって食生活は日々変化しやすいです。
だから何年でも続けられるというくらい簡単シンプルな方法がいいと思います。
簡単でシンプルな方法であれば続けることができます。
「続ける力」これが「習慣力」です。
毎日歯を磨きますよね?
これも習慣です。
レコーディングを歯を磨くことと同じように習慣にするのです。
そんな簡単シンプルな方法として、
写真をおススメします!!
パッとその場で記録を残せる写真はめんどくさがりな人にはうってつけです!
「レコーディング」と専用ファイルを作り、1日の終わりにその日撮った食事の写真をアルバムにいれるだけ。と同時に1日どんな食事をしたのかも確認しましょう。
写真も撮り方にこだわると細かなルールに負けて断念してしまうこともあります。
なので、あえて撮り方のルールは決めずに、まずは写真に残すことだけを考えましょう。
量がわかりづらかったりすることを恐れなくて大丈夫です。
まとめると…
①細かなルールは習慣の妨げ
②簡単シンプルが習慣力を身に着けるポイント
③携帯の写メ機能を使ってレコーディング
④「レコーディング」アルバムを作成し、1日の終わりにその日の食事の写真をアルバムにいれる。
⑤写真の細かい撮り方は決めず、食事の量などわかりにくくてもOK!大切なのはレコーディングを習慣化すること
30日間で習慣力をつけ、30日間でレコーディングの質を強化する
写真レコーディングを始めたら、それを30日間試してみてください。
その間、あまり難しく考える必要はありません。
30日間の目標はレコーディングの習慣力をつけることです。
自分はこんな食事を1日で食べているんだな…。
と実感すればOKです。
もっと減らそうとか、
我慢しなきゃとか、
無理に考えなくて大丈夫です。
思ってもいいですが、目標は習慣にすることなので、それが果たせないことの方が問題と思ってください。
さて、30日間写真レコーディングを終え、
少し習慣化されて自信がついてくると思います。
そこで次の30日間は、食事により意識を働かせます。
新たにレコーディングアルバムを作ります。
タイトルは
「投資」と「浪費」
です。
これまでのように毎日写真を撮ってください。
そして1日を振り返り、今まではその日の食事をすべて「レコーディング」のアルバムに入れていました。
しかし、レベルアップの30日間は少し負荷をかけ、
その日の食事でこれは体によさそうと思うものを「投資」のアルバムへ
逆に、これは体には悪そうだなと思うものを「浪費」のアルバムへ
それぞれ分けて入れてください。
夕食など、いろんな食事が混ざった写真でしたら、写真の食事をトータルで考えて自分の体への投資になったか、浪費になったかで振り分けてください。
何が体に良くて、何が体に悪いか、わからなくてもいいです。
考えることが大切です。
今までおそらく、食事を体への投資だという考え方さえ学んでこなかったと思います。
そういった意味で、この30日間は少しきついかもしれません。
レコーディングの質がぐんと上がります。
しかし、なんとなく摂っていた食事に「これはいい食事、これはあまりよくない食事」と考える習慣ができることが今回の30日間の目標です。
①最初の30日はその日の食事を写真に撮って、1日の終わりに「レコーディング」アルバムに写真を入れる。
②次の30日は、「投資」、「浪費」のアルバムを作り、1日の終わりに写真の食事を「投資」と「浪費」で分ける
③投資の食事と浪費の食事がわからなくてもいい。この食事は自分の体にとって良いものか悪いものか考える習慣をもつ
簡単にレコーディングダイエットのおススメ方法をお伝えしました。
東海の方限定でこういった方法を用いてシンプルに、着実にダイエットをしていくサポートもしています。
興味のある方はご連絡ください~
健康:食事と向き合うことで自分を愛せる
人は自分が思っている以上に今のことに向き合えていない
日々の生活に食事は欠かせません。
しかし、多くの人が、この食事に対して深淵に向き合ったことはあまりないのではないでしょうか?
食事もそうですが、食事を通して日々作られている自分自身の体に丁寧に向き合っているでしょうか?
「私はできている!…けど痩せないし、キレイにならないの」
という人もいるでしょう。
では、どのくらい今に向き合っているでしょう?
食事をどんな目的で摂りましたか?
どんな気分で決めましたか?
どんな調理をしましたか?
食事の香りは覚えていますか?
食事の見た目は覚えていますか?
食べ物がおどを通る感覚や胃に落ちていく感覚を感じていますか?
どれくらい噛んでいましたか?
食事中どんな気持ちになっていましたか?
気持ちの変化を感じていましたか?
この質問はかなり高度かもしれませんが、
人は思っている以上に「今」に目を向けられないのです。
食事がそれぞれどんな感覚でのどを通っていたか…なんて覚えていますか?
でもそれを感じるくらい食事と向き合い、体と向き合うことが大切なんだ
ということが分かっていただきたいのです。
「人は思っているより、目の前のことに向き合えていない」
このことに素直に気付くだけでもとても大きな成長だと思います。
自分自身を愛するために…
では、食事に目を向け、自分の体と丁寧に向き合うことでどうなるのか?
日々何気なく食べている食事に目を向けるとまず自分が自分の体にどんな食べ物を入れているのかにより向き合うことになります。
「お菓子、甘いデザート…太るとわかっていてもやめられない」
人とお会いするときも、そんなことはわかっていてもやめられないんですという嘆きをよく聞きます。
しかし、食事と真剣に向き合うと決意した人であれば最初はそれで良いのだと思います。
身体に良くないものを日々これだけ摂っている。ということにまず向き合ってください。良くないものと言わなくとも、どんな食べ物が入っているか知らなければ、どう食事を変えていくかも見えてきません。
そして、食べ物を食べたときには、それが入ってきた体がどんな感覚になるのかをしっかり感じてください。
「おなかは満足している感じだけど、このパリっとした食感や舌にくる刺激がいいんだな」
「どんどん頭がボーっとしてきた…これを食べているときってかなり無意識に近い状態で食べているんだな…」
そんな気づきが少しずつ出てくるのではないでしょうか?
「食べたらダメ」なのではなく、「食べたらどうなるのか?」という考え方を身に着けてください。
それが食事に目を向け、体と丁寧に向き合うということです。
初めて食事に向き合おう、体と向き合おうと思ってもうまくできないかもしれません。
「向き合っても向き合ってもうまく感じ取るなんて難しい」
というのが多くの人の反応です(そうでない人もいます)。
それは今までが向き合ってこなかったからであり、向き合う訓練をすればこういった自分の感覚を拾う作業はだれにでもできます。
例えば、右利きの人が左手で字を書いたり作業したりすることは最初はかなり難しいでしょう。
しかし、あなたが交通事故で右手を失い、左手しか残らなかった場合、どうしますか?
左手で字を書いたり、作業したりするようになりますよね?
では、左手を使い続けてみて字は丁寧になりませんか?作業も手早くなりませんか?
きっと字もうまくなるし、作業も早くなるでしょう。
それは使ってこなかった左手の感覚が使うことで自分の中に構築されていくからです。
この、食事と向き合い体と向き合う作業も、慣れてしまえば「今」ここに感覚を研ぎ澄ませて集中することは簡単にできるのです。
それは自分という存在をよく知ることでもあります。
自分自身ですら、自分のことを理解できている範囲はごく一部…。
だから自分の感覚に気付いていく感覚は想像以上に楽しいのです。
今まで見てこなかった自分を見つける作業なのです。
人は、自分を知ることで心が少しずつでも満ちていく存在です。
ダイエットや健康をきっかけに、食事に目を向け、体と向き合うことで
結果的に自分という存在にどんどん気付くことになり、それによって心が満たされるのです。
僕は特にダイエットをする若者に、ダイエットを通してより豊かな自分を感じてほしいと常に思っています。
ダイエットを通じて結果自分をもっと好きになる…。
自分に自信が持てて、人生を前向きにとらえることができる…。
それってとっても素敵じゃないですか??
精神:自立するって何?~自立に必要な3つの要素その③:マネジメント~
主体性×目標設定×マネジメント=自立
テーマ「自立するって何?」の最後の会になりました…。
少し寂しいです。。。笑
まだ「自立するって何?」の①、②を読まれていない方はこちらからどうぞ!
お待ちかねの自立に至る3つ目の要素
要素③:マネジメント
第2領域「 緊急ではないが重要なこと」に自分が本当にやるべきことが隠されている
それは大切なことほど「いつかやらなくてはいけないけれど、今はやらなくてもいいもの」が多いからです。
「〇〇大学を志望する高校3年生のマトリックス」
受験を控えた高校3年生をイメージして
日々の活動を4つに分けてみました。
第2領域の時間を増やすためには、まずは
第3領域にあるような「友達付き合い」や「アルバイト」を減らしていきます。
自分にとって心地いい人間関係や物欲を満たすお金を稼ぐことも、目標にはつながりません。
第4領域にある「携帯いじり(ゲームやネットサーフィン)」、「テレビ鑑賞(暇つぶし)」も同じです。
第3、4領域の活動を極力減らす必要があることは当然のことでしょう。
しかし、第1領域についてもその占める割合を小さくしていくことが大事です。
「授業や部活動の時間を減らすなんて…とてもじゃないけどできません!!」
「時間を管理(マネジメント)する」のではなく、「自分自身を管理(マネジメント)する」ということ
- 作者: スティーブン・R.コヴィー,Stephen R. Covey,ジェームススキナー,川西茂
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今回の自立の要素①〜③は
この7つの習慣に紹介される第1〜3の習慣が元になっています。
とにかく若いうちに、成功の原則を
頭と身体に叩き込んでおくことをオススメします!
漫画版や図解版もあるので、初めての人にはそちらがオススメです。